楽しくリフォーム計画

リフォーム前に事前調査

トイレのリフォームをするときには、トラブルが起きることがあります。その原因はいろいろと可能性がありますが、事前調査を怠ったというのであれば本来ならば防げたはずのトラブルです。
では、事前調査というのは何を調べるのかというと、便器の寸法と室内の寸法を照らし合わせたり、給水・配水で使う配管の位置を確認して、リフォーム工事が出来るかを確認します。
もし、寸法や配管の位置に問題があるときには、別の便器を設置するか、大掛かりな改修工事をしてトイレを広くしたり配管の位置を変更することになります。
ただ、大掛かりな改修工事をするとなれば、費用が嵩みますから便器を選び直すほうが負担は少ないです。
さらに事前調査では、家の中だけでなく外のことも調べます。というのも新しい便器を運んで古い便器を引き取るためには、運搬用のトラックを家の近くまで持ってくる必要があります。そのトラックが出入りできる道幅がなければいけません。
そしてマンションであれば廊下を通れるのかどうかも、確認するべきことです。

リフォーム工事は実績のある工務店に依頼しましょう

リフォームは水回りを修繕したりバリアフリー化をしたりするなど、住居を補強し住民の生活を向上させることにつながる工事です。費用もそれなりにかかるので、リフォーム工事を依頼する時は実績のある工務店などを選びましょう。
業者そのものにリフォーム工事への実績があれば耐震性やバリアフリー、省エネルギー改修や多世帯同居改修、耐久性向上改修工事などをした場合に助成金が利用できたり確定申告で税制優遇が受けられるなどの知識があるからです。
内装に関しても同じ彩度の壁紙でも黄赤系より青系の方が鮮やかにみえるため暮らしていて落ち着かない、逆に店舗などでは中彩度以上の壁紙の方が賑わいを呼び込める、なども心得ているためより良いアドバイスをしてもらえます。
同じ色彩でも使用している材料の質感や光沢の素材感によって内装の印象は変わるので、配色だけでなく素材や仕上げも含めた質感への配慮などの知識のある工務店なら間違いありません。